
「エアコンを長く大切に使いたいから、定期的に掃除してるのに…なぜかすぐ効きが悪くなる気がする…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
もちろん掃除は大切。
でも実は、それ以上に“使い方”がエアコンの寿命を左右することをご存じでしょうか?
この記事では、エアコンを長持ちさせるために本当に大切なポイントを、わかりやすく解説します。
「特別な技術や工具はいらない、今からできる工夫」ばかりなので、ぜひ最後までご覧ください。
1. 掃除は“予防”のひとつ。だけどそれだけでは不十分!
「フィルターを掃除してるから大丈夫」
そう思っていても、冷えが悪い・風が弱い・変な音がするなどの症状が出てくること、ありますよね。
これは、掃除だけでは防げない使い方のクセや環境要因によって、エアコン本体に負担がかかっている可能性があるのです。
2. 寿命をのばすカギは「運転方法」と「室外機」!
では、掃除以外に大切なこととは何でしょうか?
答えはズバリ――
「日頃の使い方」+「室外機の状態」です。
✔ 長時間のつけっぱなしはOK?NG?
実は、頻繁なオンオフの方がエアコンにとっては負担が大きいってご存じでしたか?
電源を入れるたびにコンプレッサーが全力で動くため、負荷がかかるのです。
30分〜1時間でこまめに切るよりも、弱運転でつけっぱなしの方が電気代も安く、寿命も延びやすいというデータもあるほど。
✔ 室外機のまわり、大丈夫ですか?
エアコンの心臓部とも言える「室外機」。
これが詰まっていたり熱がこもっていたりすると、冷暖房効率が大きく低下し、故障の原因にもなります。
以下のようなチェックポイントを見直してみましょう:
- 室外機の前に物が置かれていないか
- 直射日光が当たりすぎていないか(すだれなどで日陰を作るのがおすすめ)
- 雑草や落ち葉が詰まっていないか
- 室外機のファンが異音を立てていないか
3. 他にもこんな「ちょっとした工夫」で長持ち!
✅ 冷房の設定温度を極端に低くしない
27〜28℃で快適に過ごせる工夫(サーキュレーターや風向き調整)をしましょう。
✅ 暖房時は風向きを下向きに
暖かい空気は上にたまりやすいので、風向きを下にすることで効率UP&機械への負担軽減に。
✅ 定期的に「内部クリーン」や「送風運転」を活用
使い終わった後に30分ほど送風で内部を乾燥させると、カビの発生を防げます。
4. メーカーが推奨する「買い替えサイクル」は約10年
多くのメーカーでは、エアコンの標準使用期間は約10年とされています。
でも実際は、使い方・メンテナンス・設置環境によって大きく差が出るもの。
大切に使えば、12年・15年と長く使い続けられるケースも少なくありません。
5. まとめ:掃除+使い方が、エアコン長持ちの秘訣!
「掃除さえしていれば大丈夫」
と思いがちですが、実は“使い方のクセ”や“室外機の状態”の方が、寿命に直結しているんです。
今すぐできる工夫で、エアコンにかかる負担を減らし、快適な空気をもっと長く楽しみましょう!
ちなみに、「最近エアコンの音がうるさいかも…」と感じたことはありませんか?
それ、もしかしたら室外機に原因があるかもしれません。
▼こちらの記事で、室外機の音が大きくなる原因と対策をくわしく解説していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
