
「最近エアコンの室外機の音が大きくなった気がする…」
「夜、外から“ブーン”っていう音が気になる…」
そんなふうに感じていませんか?
実は、室外機からの異音には故障の前ぶれが隠れていることも。
この記事では、よくある原因と、家庭でもできる対策、プロに相談すべき目安をわかりやすく解説します。
1. 室外機の音が大きくなる主な原因とは?
① ファンにゴミや異物が絡んでいる
室外機の周りに落ち葉やゴミがたまっていると、**ファンに当たって「カラカラ」「バタバタ」**という音が出ます。
小さな虫の死骸やビニール袋が原因になることも。
→【対策】周辺をこまめに掃除し、前面をふさがないように配置を見直しましょう。
② ファンモーターの劣化・軸の摩耗
長年使用していると、**ファンを回すモーターの部品が摩耗し、「ウィーン」や「ゴーッ」**という異音が発生するようになります。
→【対策】この場合は分解点検・部品交換が必要です。自己判断で分解はNG!
③ 設置状態が不安定・傾いている
室外機が斜めに設置されていたり、地面が不安定だと、振動が大きくなり「ガタガタ」「ビリビリ」といった音につながります。
→【対策】水平器で確認し、ブロックなどで安定させることで改善する場合があります。
■ ④ 冬場の「霜付き」で異音が出ている
暖房使用時、室外機に霜がつくのは正常な現象です。ただし、霜が多すぎるとファンが回りにくくなり、異音が出ることも。
→【対策】霜取り機能がついていればエアコンに任せてOK。
頻繁に起こる場合は、熱交換器の汚れや冷媒ガス不足が疑われます。
■ ⑤ コンプレッサーの劣化(経年劣化)
室外機内部の「コンプレッサー」が老朽化すると、ブーンという大きなうなり音が出るようになります。
この音は消すことができず、故障の前兆であることが多いです。
→【対策】10年以上使っている場合は、買い替えや点検の検討を。
2. 放置していい音・してはいけない音の違い
音の種類 | よくある原因 | 放置していい? |
---|---|---|
カラカラ・バタバタ | ゴミや落ち葉、ビニールの接触 | ❌ 早めに除去すべき |
ブーン | コンプレッサーの振動・劣化 | ⚠️ 要点検 |
ビリビリ・ガタガタ | 室外機の設置不安定 | ⚠️ 状況確認を |
ゴーッ | モーターの摩耗 | ❌ 修理・交換が必要 |
3. 異音を防ぐには「設置環境+点検」がカギ!
室外機は家電の中でも特に過酷な場所に設置されているため、どうしても汚れや劣化が進みやすいもの。
だからこそ、異音対策には以下のポイントが大切です。
- 室外機の前に物を置かない
- 周囲の雑草やゴミを定期的に掃除
- 日差しが強い場所では、すだれなどで日除け対策
- 室外機本体の水平チェック
- 最低でも2~3年に一度はプロの清掃・点検
まとめ:音はエアコンからのSOSかも!
音の変化にいち早く気づくことは、エアコンの寿命をのばす第一歩。
「気のせいかな?」と思っても、気になった時点で確認や相談をしておくと安心です。

異音や劣化のサインは、プロの目でしっかりチェックすることが重要。
「これって大丈夫?」と気になる音や様子があれば、まずはお気軽にご相談ください。
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